開発の経緯

そろばん式脳トレーニング®開発の経緯

珠算は認知症予防に有効か

弊社ではそろばんを使った認知症予防の研究を2005年から始め、大学などの脳の研究機関での実験を通じて、そのノウハウの研究・開発・改善を常に続けております。

珠算は認知症予防に効果的だというイメージがありますが、実はそろばん学習だけでは限定的な効果しか得られないということが、弊社が研究機関に依頼した調査結果で判明しました。

2005年当時、そろばんを使った計算(珠算)をしたら脳が活性化するというデータを雑誌やインターネットなどで見たことがあったので、そんなはずはない、と何度も実験をしてもらいましたが、結果は何度やっても同じでした。

全く効果がない訳ではないのですが、ある一定の条件に当てはまる場合以外は効果は少ないという結果で、他にも色んな実験をしていく過程で多くのことがわかってきました。

脳の研究機関での実験

メディアが作り上げた珠算のイメージ

「珠算はなんとなく認知症予防に良さそう」というイメージはメディアが作り上げたものだと考えています。

雑誌やテレビ、新聞などのメディアが、「珠算は指先を動かすから脳に刺激があるはずだ」という前提で記事や番組作りをしてきたのでしょう。

また、取材にそろばん教室や珠算関係者の協力を仰いでいますから、「珠算は認知症予防にあまり効果がなかった」という結果を採用することが難しかったのではないかと思います。

結果、一定の条件に当てはまる、効果が出た部分のデータだけを記事や番組で採用したと考えられます。

メディアが作り上げた珠算のイメージ

そろばん式脳トレーニング®の開発

「珠算では認知症予防に限定的な効果しか得られない」ことは弊社にとっても非常にショックな結果でした。

しかし、実験データの都合の良い部分だけを切り取って、都合の悪い部分に目をつむるようでは本当に認知症予防に効果のあることを追求することはできません。

こうして生まれたのが弊社の開発した「そろばん式脳トレーニング®」なのです。

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