自治体での活用

自治体(都道府県や市区町村)での活用

「介護予防・日常生活支援総合事業」(新しい総合事業、以下「総合事業」)、地域包括ケアシステムを担当されている自治体(都道府県や市区町村)のご担当者様へ、認知症予防に効果のあるそろばん式脳トレーニング®を活用しませんか?

そろばん式脳トレーニング®とは、大人の脳の活性化に有効なトレーニングです。
子どもが学習する珠算(=そろばんを使った計算)とは違い、認知症予防という目的に特化して開発された脳トレーニングです。

そろばん道具さえ必要のないトレーニングもたくさんあり、地域住民の健康寿命延伸による社会保障費や介護給付費の抑制にも繋がります。
また、活用ノウハウのサポートも行っております。

自治体でのそろばん式脳トレーニングの講座の様子

地域包括ケアシステムの構築に役立つ

そろばん式脳トレーニング®は認定インストラクターによりレッスンが提供されます。

インストラクターはランクに応じて初級、中級、上級とありますが、初級インストラクター資格であれば、そろばんの学習経験も不要で、90分×3コマの講習を受講すれば取得することができます。

よって、地域包括支援センターのスタッフの方でも、半日程度の講習でインストラクター資格を取得することが可能です。

また、弊社はインストラクターの資格を地域住民の皆さんに活用していただき、地域住民の皆さんの参加を促しながら、市区町村や都道府県で、自律的に認知症予防の活動ができるようなシステムを構築していくことのお手伝いをすることも可能です。

地域ボランティアのリーダー

自治会や老人会単位での地域ボランティアのリーダーを育て、サークル活動などで運用するなども一つの方法です。

高齢者の中には、昔取った杵柄として珠算技能のある方もたくさんいらっしゃいます。
そろばん式脳トレーニング®は、こうした地域住民の皆さんの眠った経験を活用することもできます。

そろばんは高齢者には懐かしくも馴染みのある、とても相性の良いものでもあります。
その特性を利用して、住民全員が参加する地域包括ケアシステムの構築に役立てることができます。

公民館、小学校、体育館など

既存施設の空き時間や
遊休施設を有効活用

そろばん式脳トレーニング®は、少子化で稼働が減った小学校などの子供向け施設や、公民館、体育館などの既存施設の空き時間や遊休施設を有効活用できます。

運動機能の介護予防と違って大規模な設備は必要ありません。
机と椅子があれば、認知症予防のためのトレーニングは可能です。

また、運動機能の介護予防は体操やヨガなどバリエーションも多く、自治体として取り組めることもたくさんありますが、認知症予防のトレーニングはバリエーションも乏しく、なかなか決め手がない、あるいは軸となるものがないというのが現状ではないでしょうか。

そろばん式脳トレーニング®はこうしたことへのソリューションになります。

公民館

独創性が高く、体系化されたトレーニング

簡単にできる脳トレーニングと言えば、計算ドリルや折り紙、ぬりえなどが思い浮かぶかもしれません。
しかし、これらは体系化されたものではないため、継続性に欠け、繰り返し行うと飽きてしまうという欠点があります。

認知症を予防するためには、日々のウォーキングのように、継続して行うことが極めて大切であり、単純・退屈なトレーニングでは長続きはしません。
提供する側にとっても、毎回、課題を準備するのが面倒ということもあり、どうしても単発的なものになりがちです。

そろばん式脳トレーニングのトレーニングの様子

さらに、計算ドリルや折り紙、ぬりえなどは同じ作業の単純な繰り返しになりがちで、脳の限られた部分しか使いません。
認知症予防を目的とするシニア以上の脳の活性化には極めて不十分です。

そろばん式脳トレーニング®は、計算ドリルやぬりえ、折り紙などと違ってカリキュラム化されており、長期にわたって楽しく継続できる仕組みです。
毎回、課題を考えなければならないということもありません。

単にそろばんを使って計算するだけでは、認知症予防には不十分ですが、そろばん式脳トレーニング®は、きちんとした脳科学の実験を経て開発されたもので、非常に独創性の高い脳トレーニングです。

そろばん式脳トレーニング®
のエビデンス

そろばん式脳トレーニング®は脳科学の権威、篠原菊紀教授に依頼し、研究施設での実験を経て開発しました。
以下の画像は脳の活動量を計測した実験結果の一部です。

未経験者がそろばんをした時の脳の活動量
未経験者がそろばんをした時
そろばん式指体操をした時の脳の活動量
そろばん式指体操をした時
そろばん式指計算をした時の脳の活動量
そろばん式指計算をした時
LTCそろばん式指計算をした時の脳の活動量
LTCそろばん式指計算をした時

赤い部分ほど脳が活性化しています。
弊社のLTCそろばん式脳トレーニングでは脳のほとんどの部分が非常に活発に活動しています。

実は弊社では、脳科学の研究所で実験する前、従来のそろばんをやれば指先を動かすので認知症の予防に効果があるという前提で事業をしていました。
「指先の運動=ボケない」と言われていたからです。

しかし、色々と実験をした結果、そんな単純なものではないということがわかりました。
従来のそろばん学習だけでは認知症予防には極めて限定的な効果しか得られない。
これは弊社にとっては非常に衝撃的な結果でした。

認知症予防という観点では、鍛えなければならないという脳の部位があります。
従来のそろばん学習では、その鍛えなければならない部分を十分に鍛えられなかったのです。

篠原菊紀研究室での光脳イメージング(光トポグラフィー)装置を使った実験の様子
篠原菊紀研究室での光脳イメージング(光トポグラフィー)装置を使った実験の様子

そこで、試行錯誤し、そろばん学習の要素を細かく分解し、それをトレーニングに落とし込み、実験を行いました。
こうしたことを繰り返し、できたのが、そろばん式脳トレーニング®です。

そろばん式脳トレーニング®は、きちんと科学的な実験を行っていますし、今後も必要に応じて研究に取り組み、トレーニング方法の改善を継続的に行っていきます。

そろばん式脳トレーニング®は、皆さんが安心して取り組める効果のあるトレーニングなのです。

※LTCそろばん式指計算は、そろばん式脳トレーニング®のインストラクターが受講者を最適化したグループに分けて、主にグループで行うトレーニングです。LTCはListen、Talk、Communicationの頭文字を取っています。

全国各地で受講できる体制

そろばん式脳トレーニング®のインストラクター養成講座は、現在、全国各地で受講できるよう、日々活動領域を広げています。

また、対面での受講が無理な場合、Zoomを使ったオンラインでの受講も可能です。

ご担当者様との打ち合わせやご相談なども Zoom にて承ることも可能です。

Zoomを使ったオンラインでの受講

自治体などでの講習会・講演の活動実績

そろばん式脳トレーニング®は、これまで各地公民館事業を含め、様々な自治体などで講習会や講演などの活動実績があります。
主なもののみ、下記に列挙します。

  • 神戸市東灘区
  • 高槻市富田公民館
  • 高槻市南大冠公民館
  • 京都府京田辺市
  • はびきの市民大学
  • 大阪学院大学 生涯講座
  • 吹田市立体育館
  • 東京都内高齢者総合施設(YMCA運営)
  • 福島県喜多方市豊川公民館
  • 福島県喜多方市内の介護付有料老人ホーム施設
  • 広島県福山市立公民館

他カルチャーセンターなど多数

講演の様子

健康寿命延伸による社会保障費の抑制に

そろばん式脳トレーニング®は、健康寿命延伸による社会保障費や介護給付費の抑制に必ずお役に立てます。

総合事業や地域包括ケアシステムを担当されている自治体(都道府県や市区町村)のご担当者様で、そろばん式脳トレーニング®に興味・関心を持たれた方は、些細なご相談でも結構ですので、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

高齢者夫婦