珠算事業者の活用

珠算事業者・そろばん教室を運営されている方へ

大人の脳の活性化に有効なそろばん式脳トレーニングを活用しませんか?
そろばん式脳トレーニング®とは、大人の脳の活性化に有効なトレーニングです。

高齢化が進む日本では、認知症対策はもはや待ったなしの状況ですが、そろばん式脳トレーニング®は認知症予防に極めて有効なトレーニングでもあります。

従来のそろばん(珠算)だけでは認知症予防にはならない

子どもが学習する珠算(=そろばんを使った計算)だけでは、残念ながら、認知症予防という観点での脳の活性化には極めて不十分です。
これは弊社が脳科学の権威、篠原菊紀教授の研究所に依頼をし、行った様々な脳科学の実験・研究を通じてわかったことです。

では、どのようなトレーニングをすれば、認知症予防という目的を果たすために効果があるのか。
効果を調べるために、そろばん学習の要素を細かく分解し、脳の活動量を計測する実験を繰り返し行いました。
そのフィードバックを受け、効果のあった要素をトレーニングに落とし込んで体系化したものがそろばん式脳トレーニング®です。

そろばん式脳トレーニング®は今でも、最先端の脳科学の研究とともに、定期的にノウハウやトレーニング方法がアップデートされています。

篠原菊紀研究室での光脳イメージング(光トポグラフィー)装置を使った実験の様子
篠原菊紀研究室での光脳イメージング(光トポグラフィー)装置を使った実験の様子

珠算事業者のために開発したトレーニング

認知症予防に効果のあるノウハウの構築やアップデート、理論的裏付けには多額の研究開発費が必要ですが、そろばん教室の運営者は個人事業者が多いため、多くの資金を投じるのは難しいのが実状だと思います。

そうした背景から、まずは弊社で研究開発への先行投資をして、ノウハウを構築し、珠算事業者の皆さんに使っていただけるようにしようと考えました。

将来も珠算事業を国内子供向けだけでやっていけるか

国内のそろばん教室のほとんどが子供向けの教室です。しかし、日本国内では、少子高齢化が加速しています。

厚生労働省が毎年、発表する出生数を基に、国内の、おおよその小学生の数を計算したものが次の表になります。

2027年に小学生の数が約13%減る
出典元:政府統計の総合窓口

厳密には1~3月生まれの子は前の年の学年になるので、年度のずれはありますが、大まかな数はこれでつかめます。

計算すると、2020年の小学生が全て入れ替わる7年後の2027年には小学生の数が今より約13%減るということがわかります。

2027年に小学生の数が約13%減る

そろばん教育への効果は見直されているものの、子どもの数が減る以上、子供向け事業だけで収益を上げていくのは次第に難しくなっていくことは間違いありません。

7年後には子供の数が約13%減るということは、そろばん教室の生徒も約13%減ると仮定して事業を構築していくべきなのです。

珠算事業者にとってのメリット

そろばん式脳トレーニング®は様々な知的所有権(知的財産権)を有しており、弊社認定のインストラクターしか講座を開くことはできません。

そのインストラクターのランクは初級・中級・上級と分かれていますが、誰でも講習を受けることで資格を得ることができます。

ランクによって資格取得に必要な条件は違いますが、初級インストラクターであれば、珠算未経験者であっても資格を取得することができます。

しかし、一般の方以上に、そろばん関係のお仕事をされている方のほうが、そろばん式脳トレーニング®のインストラクター資格を取得されるメリットは多いと言えます。

珠算事業者がインストラクター資格を取得する5つのメリット

1教室の空き時間を使える

子ども達が学校に行ってる間は教室が稼働していない状況ではありませんか?
授業の行えない空き時間を有効活用できます。

授業のないときの無人の教室

2ご自身のスキルを活かせる

子ども達に珠算を指導している先生であれば、ご自身のスキルを活かすことができます。

そろばん式脳トレーニング®の中級以上のインストラクターには珠算技能が必要です。上級インストラクターでは珠算の指導経験も活きます。

ご自身は教室運営だけで、雇用にて先生を迎え入れている方も、先生にインストラクターの資格を取ってもらえれば同様に、珠算の指導経験を活かすことができます。

そろばんを弾く様子

3子供クラスとの相乗効果を狙える

祖父母と孫、二世代で習いに来てもらうなどの相乗効果を狙えます。

孫と子供

4教室の付加価値が高まる

祖父母と孫が一緒に学ぶことで、地域での認知度が高まります。

さらに教室の付加価値が高まり、先々の事業にもプラスの効果が期待できます。

教室

5社会貢献ができる

認知症予防に取り組むという社会貢献の意義を見出した活動ができます。

ボランティアでやっていただいても構いませんし、事業として収益を上げていただいても構いません。

そろばん式脳トレーニング®の講座を開くにあたって受講料の金額設定などの決まりはありません。(※)

ボランティアのインストラクター

※上級インストラクターは年間更新料が必要ですが、それ以外に弊社が収益の一部をいただくこともありませんので、ご自身のスタンスで、そろばん式脳トレーニング®のインストラクターとしての活動を行うことができます。

指導員資格の取得で珠算業界を変革し、珠算人口増加へ!

インストラクター指導員

そろばん式脳トレーニング®には初級・中級・上級の各レベルのインストラクターの上位資格として、インストラクター指導員という資格もあります。

各レベルのインストラクターが、一般の受講生にそろばん式脳トレーニング®を提供するのと違い、指導員はインストラクターを養成する講座を担当することができます。

指導員は上級インストラクター取得後、そろばん式脳トレーニング®を普及させるという情熱と、事業化への熱意をお持ちの方へ弊社から打診をさせていただき、講習受講後、 試験に合格すれば取得することができます。

指導員の資格取得者が増えれば、現状の珠算業界にも次のような大きなメリットが あります。

  1. 指導員としてご自身が養成した、そろばん式脳トレーニング®のインストラクターを定期的にフォローすることで、珠算学習そのものに興味を持つ方を増やす
  2. ご自身の運営する教室に、珠算技能が未熟なインストラクターに習いに来てもらうこと での収益化と、珠算人口増加を狙う
インストラクター指導員
インストラクター指導員
インストラクター指導員

珠算人口増加を目指す

そろばん式脳トレーニング®は認知症予防を目的とする脳活性化トレーニングなので、シニア世代の珠算人口を増やすということだけが着目されがちですが、それだけではありません。

  1. シニア世代にそろばん式脳トレーニング®を提供するインストラクター(その多くが20代~ミドル世代)にも、珠算に興味を持ってもらい、珠算をやりたいと思ってもらうこと
  2. インストラクター自身のスキルアップのために、通常の珠算技能の向上に目を向けてもらい、興味喚起や意識高揚を地道に行っていくこと

こうした活動によって、現状の子供向けが主体となっている珠算人口に、シニアだけでなく、若手、ミドル世代を巻き込み、全ての世代での珠算人口を増やして行くことが、弊社の最終的に目指すところです。

弊社が事業をサポートします

現在、教育事業として、子供向けのそろばん教室を運営している方にとっては、ある意味、ヘルスケア事業への意識転換も必要となりますが、弊社ではそうしたことも含めてサポートをして参ります。

個人事業として、そろばん教室、そろばん塾を運営されている方だけでなく、法人や珠算連盟、珠算協会などの珠算団体単位での導入などもサポートさせていただいております。

弊社では、そろばんを教育事業だけにとどまらず、ヘルスケア事業としての新たな道を拓くことで、今後も末永く、後世に渡って、そろばんの良さを伝えていきたいと考えています。

少しでも興味をお持ちいただいた皆様、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

WakuWaku&Life代表 川西一仁
WakuWaku&Life代表 川西一仁