認知症予防トレーニングに必要なことランキング ベスト3

長年、認知症予防トレーニングの研究をしてきて、本当に必要なことはどういったことか、ということがかなり明確になってきました。認知症予防には、本来、トレーニングだけではなく、食事や睡眠を含む生活習慣、適度な運動なども含めた総合的な対策が必要です。

認知症には色々なタイプがあります。アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など。

脳血管性認知症は生活習慣とも密接な関係があり、脳梗塞や脳出血が原因です。普段から認知症にならないような知的活動を行うというよりも、脳梗塞・脳出血を防ぐような生活をすることが大切になります。

今回は認知症の中でも、その割合の最も高いアルツハイマー型に対して、その予防トレーニングとして、最も大切な3つをランキング形式でご紹介しましょう。

第3位:何をやるか?

認知症予防に良いと言われてることは色々あります。
楽器を演奏する、読書をする、パズルをする、塗り絵をする、簡単な計算をする、そろばんをする等々。
趣味で楽しんでいるものをやるというのも良いですが、もし、認知症予防ということを念頭に置いて新しいことを始めるのであれば、脳への刺激を得られそうな知的アクティビティであるかどうかは一つのポイントになるでしょう。

第2位:どうやるか?

実は、「何をやるか?」以上に大切なのが「どうやるか?」です。
例えば、同じ読書でも黙読をするよりも、音読をした方が効果がありますし、同じ本を、複数人で順番に読み合わせて音読するともっと効果が上がります。楽器の演奏も同様で、一人で楽器を黙々と弾くよりも、歌いながら弾く弾き語りをしたり、独奏ではなく合奏をする方が効果的です。
そろばんは一人で黙々とやっていても認知症への効果はあまりありません。また、上達をすればするほど脳への刺激は少なくなります。そろばんは指先を動かすのは確かですが、子供たちと同じように珠算をやっていても残念ながら効果はありません。そろばん式脳トレーニングはこの課題を解決したトレーニング方法ですが、やはりこちらも、どんなトレーニングをやるか以上に、どうやるかの方が大切です。そのために、インストラクター養成講座を実施し、どうやるかの方法論をきちんと学んだインストラクターの育成に力を入れています。

第1位:続けられるかどうか?

3位と2位で見た、どういったトレーニングをどう行うかは極めて重要です。しかし、せっかく巡り合った良いトレーニングでも、続けないと意味がありません。そうなると、その脳トレーニングは続けられるものなのかということが重要になります。楽しくないものは続きません。続けられるためには、楽しいかどうか、やりがいはあるか、達成感はあるか。

今回見た3つの要素を全てを満たすトレーニングはなかなかありませんが、ご自身に合うものが見つかれば生涯の趣味として続けられると良いでしょう。

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