かーちゃんが、家事の中で、最も嫌いなものが「料理」
しかし、そんな、かーちゃんは「嫌い」ながらも頑張って料理をしてくれている。嫌いを克服する為か、はたまた、少しでも頑張る為か、かーちゃんはオリジナルのレシピノートを作っている。おそらくだけど、自分が気に入ったメニューで、家族(私と倅)も喜びそうで、それほど手間がかからないものを、本だったりネットだったりでピックアップして、書き留めているのだと思う。
そんな、かーちゃんはアナログ人間。クックパッドを見る、とか、ネットのメニューを印刷すれば良いのに、レシピノートは手書き。アナログ人間のかーちゃんは、そっちの方が安心するのかもしれない。
ところで、ある日の昼食後、まったりしていた私。
すると、かーちゃんが大声で「が〜ん」と発声。
「が〜ん」というのは、漫画などでショックを表す為に書かれる言葉で、話し言葉でないハズだけど、あまりにハッキリ、クッキリ、大声で言われたものだから、
「ど、どうした、かーちゃん。何かあったか?」
と、心の底から心配した私。すると・・・
「晩御飯のおかずが消えてしまった」
「???」
かーちゃんの発言の意味を瞬時に理解できなかった私は
「買ってきた食材が腐っていた」
「レタスを買ったつもりがキャベツだった」
「必要な調味料が無くなっていた、あるいは賞味期限切れ」
的なことが起こったのかと考えた。しかし、コトは私の想像を遥かに超えるものだった。
「レシピノートが消えてしまった」
「?????」
私にとっては、さらに意味不明。だって、手にノートを持ってるんだから。
「ノートは手に持ってるそれじゃないの?」
「そうなのよ。そうなんだけど・・・」
「そうなんだけど?」
そして、その真相は・・・普段、かーちゃんは何かを書く時はフリクションペンを使っている。レシピノートもフリクションで書いていた。そのレシピノートの上に、自分が昼飯で食べようと思ってレンジでチンしていた米飯のタッパを置いたらしい。そして、その熱のせいで、書いた文字が消えてしまったというワケ。
※フリクションは熱で消えるインクを使っていて、通常は摩擦熱で書いたものを消すという仕組みです。
もう、かーちゃんには「あほの神様」がついているとしか思えない。日常の行動そのものがお笑いのかーちゃん。私は、そんなかーちゃんの次なる「やらかし」を心待ちにしている。
追伸:日々、不倫に勤しんでいる芸能人の皆さんには、熱したら消える不倫をお勧めします。
<後日談>
フリクションは、熱で「消える」のではなく「透明になる」インクらしく、ー20度の環境(冷凍庫など)に一晩入れておくと元に戻るとの情報を友人から得て、やってみたら、本当に復活しました。

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