日常会話程度の英会話とは?

前回、書いた通り、ワタクシ、海外の仕事をしております。
色々な国に行ってますが、会話の基本は英語です。
そんな私の英語力は英検で言えば準1級以上、1級以下くらいだと思います。
だけど、試験は嫌いなので英検を受けたことはありませんし、受ける気もありません。

余談ですが、大阪府の公立高校では英検取得が受験に有利になることもあり、中学3年生の倅は英検2級に数ヶ月前に合格しました。
しかし、面接で、ここまでどれくらい(の時間)かかりましたか、という問いに

I takes 45 minutes.
と言おうか、「かかった」だからtakeを過去形にすべきか迷った挙句、咄嗟に
I taked 45 minutes.

と言ってしまったらしい。
took(takeの過去形)が自然に出てこない英語力で2級かよー、と思わず突っ込んでしまいました。(苦笑)
倅の名誉のために言っておきますが、咄嗟に出なかっただけで、もちろんtakeの過去形がtookだということはわかっています。

閑話休題。
私の会社には外国語大学だったり大阪大学の外国語学部の学生がアルバイトで在籍していることが多いので、英検の試験は受けたことはないけど、それらの学生さんの英語力と比べてみると、準1級所持の学生よりは、少なくとも実践での英語ははるかにできるという感じです。

・・・・・ん? 所持?
違うな。保持の方が適切な表現だ。
所持って聞くと大麻所持のようなイメージを持ってしまう。

ん?
何を話してたんだっけ?

あ、そうそう。
英検準1級“保持”の学生よりは、少なくとも実践での英語はできますよ、って話だった。
せっかく話を本筋に戻したのに、たびたび脱線するのが私の悪い癖。

徒事はさておき、英語の資格試験といえば他にTOEICというものもある。
でも、TOEICは正直よくわかりません。920点という学生よりは英語は使えるなと思ったこともあれば、800点弱の学生でよくできるなと思ったこともあります。

ところで英会話力を聞かれた時に、

「日常会話程度ならできます」

って答える人がいます。これって使い古された回答なんだと思いますが、本当に日常会話ができるのであれば、結構な英語力です。

例えば、
「少子高齢化の加速で年金制度の破綻が危惧されるね」
とか
「久しぶりのウクライナの空襲警報でウクライナ人は現実を突きつけられたね」
とか
「あっ、チュチュンがチュン。あ、そーれ、チュチュンがチュン。電線にスズメが3羽止まってた。それを漁師が鉄砲で撃ってな、煮てな、焼いてな、食ってな。あっ、ヨイヨイヨイヨイ。おっとっとっと。」
とか
「しらけ鳥、飛んでゆく、南の空へ。みじめ、みじめ」

なんて文章も日常会話です。(えっ?ホント?)
これをちゃんと英語で言えますか?
実は日常会話って意外と難しいんですよね。
それよりは自分が仕事で必要とする英語の方が簡単です。

それでも、日本人は間違っても良いから英語でどんどん会話すべきだと個人的には思います。
日本人が英語が苦手だと思ってる(思わされている)一番の元凶は、中途半端な英語力を身につけ、英語にコンプレックスを持つ日本人の存在かもしれません。

誰かが英語で発信したり、会話したりすると

「その表現はおかしい」
「そんな言い方はしない」

とか言ってくる人。

確かにそういう場合も多いでしょう。
でも、日本人が、海外の人の発言で

「今日”が”天気に良いですね」=今日は天気が良いですね
とか
「小さい人が減って歳の行った人、多い」=少子高齢化

と言っても、頭の中で変換して、一々指摘しないと思います。
その人が日本語を勉強していて、間違った使い方をしたら教えてほしいと言われていれば別ですが。

伝われば良いんだから、と割り切って、間違っても、どんどん会話をすれば英語でのコミュニケーションは嫌でも上達します。
逆にそれができているのが、いわゆる華僑です。
あのたくましさは日本人も見習って良いと個人的には思います。

日本では英会話教室が人気です。
人気ですが、本物の英会話力は週1〜2回の英会話教室だけでは絶対に身につきません。
例えば、子供に週1〜2回の英会話教室に月額15,000円を払って3年間通わせるのであれば、その分のお金(15,000円×36ヶ月=54万円)をプールしておいて、そのお金で留学をさせてあげた方が遥かに実用的な外国語が身につきます。
また、語学力以上に大切なものを習得できます。

私の友達にプロの通訳がいます。
当時、皇太子だったイギリスのチャールズ国王が来日した時に、お付きの通訳をしてたくらいなので、超一流の通訳者だと思います。
その彼女も同じような趣旨のことを言ってました。
他にもプロの通訳や海外で仕事してる人の知り合いはたくさんいますが、「英語で仕事をしている人」や「英語で生活をしてる人」は、みんな同じようなことを言います。

今、スマホなどのAI翻訳の進歩は凄まじいです。
とりあえずの意思疎通を目的とするだけなら、Google translatorでかなりの部分をカバーできます。
そんなこともあり、10年後あたりから、英会話教室が廃れ出すのでは無いかと個人的には思っています。
電卓やパソコンで計算ができるようになったことで廃れ出したそろばん教室のように。

しかし一方で、(学力アップへの貢献や能力開発などを含む)教育の本質に目を向けたそろばん教室に、まだ存在価値があるように、英会話教室も、表面的な英会話のスキルだけではなく、他言語学習の本質を伝える教室は長い目で見ても生き残ると思います。

外国語を学ぶ本当の意義は、単に言語変換だけではないということです。

<追伸>
弊社は語学教室はやってませんが、もし、自分の子供に将来、グローバル時代を生き抜いて欲しいから英会話教室に通わせる、ということを検討している方がいらっしゃれば、私は、その辺の英会話教室に通うよりもはるかに有意義なアドバイスを差し上げることは可能です。

まずは
「あっ、チュチュンがチュン。あ、そーれ、チュチュンがチュン。電線にスズメが3羽止まってた。それを漁師が鉄砲で撃ってな、煮てな、焼いてな、食ってな。あっ、ヨイヨイヨイヨイ。おっとっとっと。」
の英語表現から教えます。(爆)

<追々伸>
私は、小松の親分と高田純二を愛してやみません。

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