これまでの初動負荷トレーニング(約6ヶ月)
初動負荷トレーニングを始めて半年の状況
今年の年初に、リハビリで初動負荷トレーニングを始めます、と書いてから随分経ってしまった。
初動負荷トレーニング自体に関して言えば、今年(2022年)の1月7日に体験をして、同月15日に、近くの、初動負荷トレーニングができる施設に入会。今で入会して約半年。行ける時はつめて行けるけど、仕事もあるので平均したら週に3〜4回くらい行ってるかなって感じです。
2020年〜21年の2年間程度は運動らしい運動はできなかったので、関節可動域や多少の筋力の改善は、ここ半年の初動負荷トレーニングで得られたかなという感じ。ただ、これが歩行障害の改善に繋がったかというと、そこは残念ながら大きな進歩は見られない。まだ半年なので、続けていけば、少しずつ改善して行くのかもしれない。
鳥取本部でのトレーニングを検討
実は、最初、鳥取の本部に行くことを勧められた。だけど、私は大阪在住だし、さすがに鳥取までは行けない。ってことで、近くの初動負荷トレーニングができる施設に入会することにした訳だけど、5〜6年前にも、何となく気になって、初動負荷トレーニングができる施設を調べた記憶がある。でも、その時には大阪にはなかったと思う。そういう点では大阪に、しかも私の住んでいる近所に初動負荷トレーニングの施設ができたのは私にとっては有難い。
入会したその施設でも、鳥取に行くことを勧められた。その施設には前回書いた、初動負荷トレーニングでパーキンソン病の症状が良くなったという方(Kさん)も来られていて、直接会うことができ、色々と話も聞かせてもらった。そして、Kさんにも、鳥取本部に行くことを強く勧められた。鳥取本部では滞在型指導システムがあるらしく、泊まり込みで、そこで指導してもらうと体は確実に変わると。
そのKさん。毎月のように鳥取でトレーニングを指導してもらってるとのことだけど、とてもパーキンソン病とは思えない身体の状態。最初に会った時は本当にびっくりした。私なんかよりはるかに普通に歩けるし動ける。私の中のパーキンソン病のイメージとはかけ離れた状態で、「本当にパーキンソン病ですか?」というほど。Kさんもパーキンソン病を発症した当初はヨガとか太極拳とかを勧められたけど、全然良くならず、鳥取で初動負荷トレーニングの指導をしてもらって続けていたら良くなってきたと仰っていた。
というわけで、鳥取の「リハビリ(機能改善)合宿」に行くことを決意。仕事の調整なんかもして、3月くらいに行こうかなと思っていたのだけど、コロナ禍で受け入れ制限をしていたせいか、3月は行けず、4月以降で、とのご提案を頂いた。ただ、前回書いたように、大阪大学医学部付属病院(阪大病院)への入院の予定があったり、その前に徐脈性心房細動で入院、治療の予定もあったので、結局延び延びになってしまっていた。
そして、ようやく2022年7月13日(前泊)から17日までで鳥取本部での初動負荷トレーニングに行けることになった。私的には待望の鳥取本部での初動負荷トレーニング。行く前に不安だったことや、大阪からの交通手段のことなど、他の方の参考になるかもしれないので、ここに記載しておく。
鳥取本部での合宿で、行く前に不安だったこと
交通手段
まずは大阪からの交通手段。一人でスーツケースなんかをゴロゴロ引っ張っていく訳だけど、ノルディックウォークポールを両手に持ちながらでないと歩けないので、電車などの乗り換えが多いと、そもそも鳥取への移動さえ難しい。どうやったら最少の乗り換えで行けるかを調べていたら、Kさんから高速バスが良いよと教えてもらった。調べてみると、私の家からタクシーで10分ほどのところに高速バスのバス停があって、それだと3時間弱で鳥取の駅前まで行ってくれる。乗り換えは無しだ。しかも料金的にも電車を使うより安い。
ということで、交通手段は高速バスに決定。私が使ったのはコチラ(日本交通)。
鳥取駅から滞在するホテルまでは健常な人だったら十分歩ける距離だけど、今の私には無理。ということで、鳥取駅前からはタクシー。よって、自宅から施設までの移動は
自宅→(タクシー)→高速バスのバス停→(高速バス)→鳥取駅→(タクシー)→合宿施設
というのが全行程となる。
宿泊するホテルでの生活
次に心配だったのがホテルでの生活。特に食事。
施設と併設でホテルユニオンプラザというホテルがあって、食事は3食ともそこで摂れる。だけど、両手にポールをつかないと歩けない私は、例えば、トレーなどを持って食事を取っていくビュッフェのようなものだと無理だし、もしそういうシステムだったら、食堂の人にお願いをして助けてもらわないとダメになり、それで迷惑をかけないかを心配していた。
しかし、これも全くの杞憂だった。食事処は小料理屋くらいの広さでカウンターもあって、席も自由。健常な人はお茶を汲んだり、ドレッシングをかけたり、ご飯(お米)をよそったりするのは自分でやるようになっているけど、私の状況を見たスタッフは全てやってくれた。とっても親切。ホテル側からの入口は数段の階段になっていたけど、なんとかこれくらいなら私でも昇降できた。車椅子の人は一度ホテルの玄関から出て、外から入る入口もある。ホテルの出口から多少階段があるのだけど、どうしてるのかはわからないが、車椅子の人は外からの出入り口を使っていた。
あとはコインランドリーもあり、ホテルとトレーニングルームとは通路でつながっているので、雨が降っても濡れずに移動できたので、私に取っては問題なかった。
ホテルは古いよ、と聞いてはいたけど、私的には全くの許容範囲。今回はダブルの部屋を準備してもらえた。
今回の旅程とトレーニングの内容
移動日(前泊)
7月13日(水)、この日は鳥取への移動のみ。前述したようにタクシーを手配して高速バスのバス停へ。千里桃山台というバス停を13:20に出発するバスを事前予約しておいた。座席はチケットを購入する時に決まるとのことで、私は予約のみで支払は、当日、バスの運転手に直接現金にて行った。クレジットカードで支払いたかったら、事前にそれができるチケット売り場に行かなきゃダメだけど、現金の場合は、その場での支払で大丈夫。私は、足が悪く、事前にチケット購入場所まで行くのが負担だったので、迷うことなく当日現金払いに。
バスが混んでいて好きな席に座れないかもと思ってたけど、一番前の席が空いていたので、足を引きずっていた私を見た運転手が一番前で良いよと言ってくれた。途中、一回パーキングエリアで10分程度の休憩があるが、私は乗りっぱなし、座りっぱなしで鳥取駅までバスの中にいた。バスには一応、トイレもある。
バスは大体定刻通りの16時過ぎに鳥取駅に到着。帰りのバスもチケット予約をしていたので、帰りの分は到着後に、到着した鳥取のバスターミナルでカード払いで購入。そして、タクシーを拾って、ホテルユニオンプラザまで。足が悪い私を見たタクシーの運転手さんはスーツケースをホテルの玄関まで運んでくれた。鳥取の人はみんなとても親切。
チェックインをして、夕食を摂って、部屋でちょっとビールを飲んで就寝。明日からのトレーニングが楽しみだ。
ちなみに食事処の営業時間は、朝食が朝7時から9時まで、昼食が11時から14時まで、夕食が18時から21時までだった。この時間内で済ませてね、ということ。
4日間のトレーニング
移動日翌日の朝10時からトレーニング開始。最初に私の体の状況(既往歴など)を記入し、コーチから何点か確認があった後、トレーニング開始。基本的にトレーニングは午前は10時からで、1時間半から2時間程度、午後は15時から身体のチェックやケアを含めて2〜3時間だった。(一日だけ14時スタートという日があった)
置いてあるマシンは大阪にあるのと基本的には同じ。ただ、同じマシンでも色々な使い方のバリエーションがあって、コーチが私の体の状況を見ながらメニューを組み立ててくれる。私の場合、4日間で少しずつメニューの追加や変更があった。
夕方は、初動負荷理論の提唱者であり、トレーニングの開発者である小山裕史先生がトレーニングルームに来られて身体をチェックしてもらった。初動負荷トレーニングといえば、元メジャーリーガーのイチロー選手が有名。そして、そのイチロー選手が心酔するのが小山先生。元中日の山本昌投手や岩瀬投手なんかも初動負荷トレーニングをしていたようで、小山先生は他のプロアスリートがこぞって指導を仰ぐスゴい人。
そんな小山先生に身体をチェックしてもらったのだけど、小山先生に色々やってもらうと今まで動かなかったところが動いたりするもんだからビックリ。私は素人なんでわからないけど、神経の繋がりとか連動とか、そういったことを熟知されていることは、もう間違いない。
次の日の朝には、やっぱり動かなくなってるんだけど、小山先生に身体のチェックをしてもらって、その状態に合わせて初動負荷トレーニングのマシンで、今までやってなかったバリエーションのトレーニングをすると、確かに少し体が動くようになる。そして、翌朝にはまた元に戻ってる、という繰り返しの四日間だった。
だけど、小山先生とベテランコーチの皆さんに組み立ててもらったメニューで初動負荷トレーニングを続けていけば、自分の体の麻痺は改善されていくだろうという手応えは掴むことができた。
最終日〜帰路
ホテルの部屋に空きがあったからだと思うが、最終日、トレーニング後も出発までは部屋を使わせてもらえたのは有り難かった。トレーニングが終わり、部屋に戻って着替えをして、呼んでおいたタクシーで鳥取駅まで。バスは18:10出発で、帰りは少路駅で降車。その場でタクシーを呼んで自宅までの帰路だった。
合宿後
合宿後、鳥取で組んでもらったメニューを、通っている施設でこなしているが、やっぱり少し手応えを感じている。早く、また次の合宿に行きたい。コーチやスタッフ、ホテルの人は皆さん、本当に良い人だし、小山先生はあんなにスゴい人なのに偉そうにもせず、とても気さくな人柄。なにより鳥取の合宿に行って、自分の体の麻痺を絶対に治してやるという意欲と勇気をたくさん頂きました。本当にありがたく、とても感謝しています。
また、折を見て、初動負荷トレーニング日記は追加していく予定です。きっと、いや、絶対、私の体の麻痺は良くなるはず。私にとって、初動負荷トレーニングは、やる前と後では体の動きが変わることを実感できる楽しいトレーニング。大阪の施設のスタッフもみんな良い人なので、生涯続けていくトレーニングになると思います。

コメント