川西珠算学院は通塾される生徒さんを束で見ることはしません。珠算や暗算技能の向上、基礎学力の向上に繋がるそろばん教育を提供するのは当然として、それ以上に、一人ひとりの子供たちに徹底的に寄り添い、良い人生を歩んでいくためのお手伝いをしていくことを大切に考えています。その為に、年に二回の個人懇談を通じて保護者の皆様と思いを共有し、一緒に、一人ひとりのお子様の成長を見守り、促し、伴走する教育を追求しています。
もくじ
個人懇談が教えてくれること
当学院で個人懇談の取り組みを始めて15年ほどになります。途中、コロナ禍で中断せざるを得ない時期がありましたが、そんな時でも、お子様の普段の学習や様子を見て、気付いた点は、都度、保護者の皆様に電話やメール、お手紙などでお知らせをしていました。今ではLINEを活用し、気になることがあれば、できるだけこまめに連絡を差し上げています。それでも、個人懇談の実施は、私ども講師にとって、そして保護者の皆様にとって、子供たちのことを深く知るとても良い機会になっています。
生活全般や学習の相談も
個人懇談で、普段のそろばんや暗算の練習プリントをお見せして、その生徒さんの課題をお伝えしたら、学校の学習でも思い当たる事があり、色々とご相談を受ける。このようなことも多くあります。電話やLINE、立ち話では絶対にわからないことで、じっくりとお話をすることで、細かい部分も含めて保護者の方と、課題を把握、認識することができます。そして、そろばんだけでなく、学習や生活全般の取り組み方を含め、適切な目標を設定し、保護者の方と講師で共有し、子供たちのサポートに役立てています。
子供たちの小さな変化を見逃さない
特に幼児教育期や初等教育期は、お子様の状況を保護者と講師が風通し良く共有することがとても大切です。小さな変化に気付くことが後々のお子様の大きな収穫になることが非常に多いからです。
個人懇談は年に2回(2月と7月)行っています。約半年に一回ということになりますが、半年というのは課題を克服できたかなどのチェックを行うのにちょうど良い期間です。そして、これがお子様の状況を保護者、講師双方で確認するのにとても役に立っています。
お仕事などでお忙しい場合には面談ではなくLINEを利用してお子様の練習プリント画像を送って説明をさせて頂くことも可能です。また、オンラインクラスやハイブリッドコース在籍の生徒さんは、オンライン越しではありますが、普段から、より高頻度でお子様の状況をお伝えしています。
子供たちの成長は私たちの喜び
川西珠算学院では、そろばんや暗算の技能だけを教えれば良いとは思っていません。計算力向上はその後の学力向上の手段の一つです。計算力の向上や珠算、暗算の技能向上だけを目的化するのではなく、子供たちに学ぶ楽しさを知ってもらうこと、人間的な成長のお手伝いをすることも私達の一つの役割だと考えています。
もちろん、子育てというのは楽しさだけでなく、大変なこと、うまく行かないこともたくさんあります。だからこそ、保護者の方と協力をして一緒に子供たちの成長を喜びたいと思っています。
「そんなことまで気にかけてくれてるんですね」
こう言って頂けることも多いですが、私達講師にとっても、何度も子育てを味わえていることは喜びなのです。
