代表紹介

代表プロフィール

Representative Profile

川西 一仁(かわにし かずひと)

  • 株式会社 WakuWaku&Life 代表取締役
  • WakuWaku&Soroban 代表講師
  • 川西珠算学院 学院長

経歴

子供の頃に珠算、暗算ともに五段を取得。多くの競技大会で優勝経験を持ち、昭和56年度小学生の部そろばん大阪一にも。

大阪府立豊中高校、甲南大学卒。大学卒業後、大手IT企業でのシステムエンジニア、ITコンサルタントとして10年従事。

その後海外での幼児・初等教育、および認知症予防のツールとしてのそろばんの有効性を再認識し、そろばん事業を開始。

現在は基礎脳力訓練、そろばん式暗算トレーニングを主目的とした子供向けそろばん教室と、脳の活性化(物忘れ改善・認知症予防)を主目的とした大人向けそろばん教室を運営。

そろばんの指導法、教室運営、子供と大人との指導法や効果の違いなど、そろばん教育にまつわる様々なことを専門的に研究。大学の脳科学研究機関へのデータや情報の提供、共同研究などを行う一方、そろばんの教材開発にも携わる。

日本で初めて、そろばん指導で海外フランチャイズ進出した海外そろばん事業のパイオニア。現在はフランチャイズ以外の活動も多岐に渡り、当学院のノウハウを学びたいとの海外からのオファー多数。

著書

そろばんというWordへの想い

The Thought About SOROBAN

弊社では、そろばん(Soroban)という言葉を大切にしています。
そろばんを使って計算をすることを「珠算」といいますが、弊社ではそろばんを珠算(計算用途)以外に活用する活動を行っているというのも、その一つの理由です。

日本ではそろばんを珠算以外に使うことがほぼありませんので、日本でも混同して使われています。
私も同義で使うことはよくあります。

ところで、そろばんと同じような使われ方をする英語にAbacus(アバキュス/アバカス)というものがあります。
弊社が海外事業を開始した当初はShuzan(珠算)はもちろんSoroban(そろばん)という単語も海外では通じませんでした。

そこでAbacusという単語を珠算と同義で使用したりもしたのですが、海外では誤解を生じることが非常に多くありました。

というのも、Abacusというのは元々は計算道具を意味するものではなく、「counting frame=数を数えるための道具」だからです。
「Abacus=珠算」ということが普通に通じる国や地域もありましたが、海外40カ国ほどの方々とやりとりする中では、Abacusというワードでは誤解が生じることが非常に多かったのです。

そこで弊社では、事業開始当初から海外においても、Sorobanというワードで事業を推進してきました。
珠算=Abacusで通じる国もありますし、言葉は生き物ですので、その定義にそれほど神経質になる必要はありません。

しかし、室町時代に中国から伝わり、それが日本で計算道具として使われるようになり、日本で今の形に進化したのですから、なんでもかんでも英訳するのではなく、世界共通の単語としてSorobanを使えば良いのです。
最近ではありがたいことにSorobanという単語が掲載されている海外の辞書もあります。

Sorobanは日本が世界に誇れる計算道具であり、能力開発ツール。
弊社はそう考えており、今後もそろばん(Soroban)の普及を推進して行きたいと考えております。