「脳のパフォーマンスはアウトプットで決まる」という実験 その2

一週間後の再テストで驚きの結果が

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前ページの実験結果の続きです。一週間後の再テストの結果ではA~Dのそれぞれのグループの結果(成績)に、大きな差が生まれました。

一番真面目に取り組んだと言えるAのグループの成績の平均点は約80点。
要領よく学習しようとしたDのグループの平均は約35点でした。
ここまでは容易に想像できる結果と言えるのではないでしょうか。やはり真面目にやる方が成績が良くなるよね、という結果です。

ここでのポイントはBとCのグループの成績です。BのグループとCのグループは似たような取り組みをしています。しかし劇的な差がつきました。実はBのグループの成績の平均点は約80点、つまりAのグループと同じ成績。Cのグループの成績の平均点は約35点、こちらはDのグループと同じ成績ということになります。表にまとめると以下のようになります。

カーピック博士の実験表2

学習(暗記)、テスト、結果(成績)を見比べてみて、一致するところを見てみましょう。そうするとテストと結果(成績)が一致していますね。これは何を意味するか?

学習(暗記)は脳へのインプットです。テストは脳からのアウトプットです。その観点で見ると、少なくとも記憶の定着という意味ではインプットではなくアウトプットが、そのパフォーマンスを決めるということがわかります。

 

進化を続ける「そろばん式脳トレーニング」

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これは、記憶の定着という意味での脳のパフォーマンスがわかる実験でしたが、認知症予防の為の脳の活性化という意味でも実は同じようなことが言えるということが当社の実験でわかりました。光脳イメージング装置という装置を使って、脳の血流量を見たら、基本的にはアウトプットを伴ったアクティビティの方が効果があったのです。ただし、漠然とアウトプットをしただけでは不十分だったということも判り、アウトプットの方法を変えた実験も併せて行いました。この結果、どうアウトプットすれば効果が最大限に高まるかということもわかりました。アウトプットの仕方によっても脳の活動量に劇的な違いが出てくるのです。

こうした誕生した「そろばん式脳トレーニング」。これは当社が2006年に発表したメソッドで、書籍にもなりました。ブログでも一部はご覧頂けます。本やブログでは、認知症予防という目的を達成する為の脳の活性化には何をやれば良いかという点について、その一部を紹介しています。ただし、本当に認知症予防を目的とするならば、何をやるか以上に、どうやるかということが非常に大切になってきます。当社では、2006年に「そろばん式脳トレーニング」を発表して以降も、このノウハウの研究・開発・改善を常に続けています。

最新の「そろばん式脳トレーニング」は、当社直営校や認定インストラクターのいる公認ライセンス校でご受講頂けます。「そろばん式脳トレーニング」を受講したい、話を聞きたい、施設等で導入したい、ライセンス契約を結びたいという方は以下のページをご覧下さい。

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