そろばんは数字を知らないと学習できない?

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ここまでをお読みになった方は、幼児教育では、数字などを詰め込んで覚えこませるのではなく、できるだけ具体物を使って学習するのが望ましいということはご理解頂けたのではないかと思います。

しかし、ここでこんな疑問が湧くかもしれません。

「そろばんは数字を使うんだから数字を知らないと学習できないじゃないか」

果たしてそうでしょうか?

ちょっと極論になりますが、そろばんは数字を知らなくても学習はできます。○○○が「さん」、○○○○○が「ご」というように、数を「さん」とか「ご」のように数を表す音と結びついてさえいれば、数字を知らなくても学習は可能だからです。

読上算とフラッシュ暗算

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読上算というものをご存知でしょうか。「ご破算で願いましては~、△△△円なり、△△△円なり、△△△円では」、という、アレです。読上算の練習には、生徒側の頭の中には一切数字は出てきません。先生が読上げる数さえ認識できていれば、そろばん学習は可能なのです。インプットは「数字」ではなく読上げられた「数」だからです。

逆に、そういった意味では、フラッシュ暗算は、きちんとした学習の進捗管理(子供の脳の発育状況の把握)ができていない状況で闇雲に練習するのはリスキーです。フラッシュ暗算のインプットは「数字」だからです。

こうした、きちんとした理論、幼児教育の知識を基に、徒に文字(数字)を詰め込まず、具体物を使って行う学習こそが幼児教育でやっておくべきことなのです。当社の運営教室では、こうした理論をきちんと踏まえ、一人一人の脳の発育状況をきちんと把握した上で、カリキュラム作成や学習の進捗管理を行っております。

 
 

指折り数える計算と筆算

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たまに、「うちの子は計算(筆算)が遅く、指折り数えないと計算ができないんです」と心配を抱える保護者の方がいますが、心配する必要はありません。小学生でも一定の割合でそういう子はいます。「晩成型の脳」であるかもしれませんが、晩成型の脳に合った学習をすれば良いだけです。むしろ、そういった子に、計算が遅いからといって、筆算のドリルをガンガン詰め込みでやらせると逆効果になってしまいます。

実は、幼児期にお勧めしない理数教育のうちの一つが、筆算をやり込むことです。「早熟型の脳」の子供であれば、問題なくできるかもしれませんが、このあたりは「筆算とそろばんの計算メカニズムの違い」のページでも詳しく説明していますので、参考にして下さい。公文式とそろばんのどちらを子供に習わせるか迷ってる方にも参考になることが書いてあります。

 
 

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