言葉の学習

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数の学習は基本的には言葉の学習と同じプロセスをたどらなくてはいけません。
まずはここで言葉の学習のプロセスの一つの例を挙げましょう。

「りんご」という言葉を学習していくプロセスを見ていきます。当たり前ですが、乳児は「りんご」という言葉は知りませんし、それを表す文字、すなわち、「りんご(リンゴ・林檎)」も知りません。
乳児は五感、特に視覚、嗅覚、味覚、触覚を使って、まずは「りんご」という物体を知る(感じる)ところから学習が始まります。

「りんご」を見て形や色や知ります。
「りんご」を嗅いで匂いを知ります。
「りんご」を口の中に入れてみて味を知ります。
「りんご」を触って、大きさや重さなどを知ります。

「りんご」の特徴を現す「赤い」「丸い」「甘い」「すっぱい」「美味しい」「重い」などの言葉も、もちろん知りませんから、「りんご」という物を感じる事が言葉の学習のスタートになります。これがファーストステップです。

次に両親や祖父母、周りの大人が、

これは「りんご」って言うんだよー。
「りんご」、「りんご」、「りんご」、「りんご」、「りんご」

と、何度も何度も話しかけて、次第にりんごという「物体」とりんごという「音」がつながります。
これがセカンドステップです。

最後に、サードステップとして、りんご(あるいはリンゴ、林檎)という「文字」が、
りんごという「物体」あるいは「音」と結びつく学習をします。
これが言葉の最後の学習ステップです。

 

数の学習

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数の学習も基本的には同じようなステップを辿らなくてはなりません。(基本的には、と書いたのは、厳密には言葉(単語)の学習とは若干違う部分があるからですが、専門的になりすぎるので、ここでは割愛します)

まずは積み木や、おはじき、ビー玉など色々なおもちゃ(具体物)を使って、1つよりも3つの方が「たくさん」、「重い」などを感じるところがスタートです。(ファーストステップ)

ポイントは「tangible objects(実物で触ることができるもの)=具体物」を使うことです。次に○○ は 「に」、○○○ は 「さん」、○○○○○ は 「ご」というように、音と数を繋げます。(セカンドステップ)

最後に2、3、5などの「数字」を学習することで、数字と数(あるいは数を表す音)を繋げます。これが数の学習のサードステップです。

 
 

「数を認識する」ということと、「数字を認識する」ということは別物

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大人になると忘れてしまうことですが、少なくとも乳幼児にとっては、「数を認識する」ということと、「数字を認識する」ということは全くの別物なのです。
子供達は最初は具体的なもの(コト)から学習をはじめます。そして、次第に抽象的なもの(コト)への理解が可能になっていきます。

 
 

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